トレーサビリティプリンティングシステム

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「印字」「記録」「正確性」の重要度

大幅に改正された食品衛生法(2021年6月)の完全施行)に伴い、「サプライチェーンを通じた情報伝達」「健康被害発生時等の対応策の整備」の観点から「印字」「記録」「正確性」が今後益々重要になっていきます。 

シンメイは、製品ID、製造番号、識別番号など印字や表示にかかわるプリンティングシステムとしてトレーサビリティを構築することができるシステムをご用意しています。 自動読み取りのカメラやリーダーで自動記録を行うことで「サプライチェーンを通じた情報伝達」のヒューマンエラーを防止することができ、正確性が格段にアップします。また、トレーサビリティのシステムを構築することで「健康被害発生時等の対応策の整備」への対応が可能になります。皆様からのご相談を心からお待ちしております。

確実・信頼のトレーサビリティのために

製品に添付する情報は、製品ID、製造番号、識別番号になりますが、工程やバリューチェーンの作業を適切に行ったり、トレーサビリティとして管理を確実にするためには自動認識と製品現物から直接読み取ってその場で人が確認できる文字やマークなどによる印字が必要になります。また、トレーサビリティシステムの信頼性を確保するためにはモニタリング、内部監査、外部監査、そして、関係者へ必要な時に積極的に情報を開示できる仕組みをつくることが大切です。そして、関連事業者、消費者に事故時に迅速な情報提供ができる仕組みも必要になります。このことが被害を最小限にとどめ、消費者の不安や風評被害を防いだり抑えたりすることにつながりこのようにクレームに対して迅速、積極的に調査、回答できるようにしておくことは信頼の確保とともに事故の抑止にもつながります。また、製品の供給経路や履歴情報を提供する場合にはラベルや包装の表示にトレーサビリティが確保されていること、製品の識別番号、問い合わせ先を記載すること、バーコードやQRコード、ICタグを利用した方法などがあり、これらのことを利用したシステムや仕組みを作ることで履歴情報を消費者が直接閲覧することが可能になります。 また、ID認証によるIDが印字されたラベルや包装により模倣品対策はもちろん、マーケティングへの活用も可能になります。

バリューチェーン管理

原材料や部品そして製品の安全性・信頼性をアップします。トレーサビリティプリンティングサービスによるIDの発⾏管理によってバリューチェーン(製品物流)を総合的に管理していくことが可能になります。商品にIDを貼付し、製造⼯場・物流センター・⼩売店といった各拠点でバーコードやICタグを読み取ることで、在庫管理はもちろんのこと⾼度なトレーサビリティを実現、流通経路の安全性・信頼性を更に高めることが可能になります。原材料、部品、製品、包装の形状にあわせてラベル貼付や軟包装、パッケージ、外箱への印字など、最適な方法を選択できます。また、コードの種類もジャンコード・2次元コード・ICタグなど、それぞれのニーズや運用に合った適切なソリューションをご提案させていただきます。

工場・ライン管理

工場やラインでのプリンタの印字状況を監視し、個包装や外装、ケース、パレット、台車、ロットのフローをコントロールします。

検証、証明、報告した正しいコードを正しいパッケージや包装に印字します。

原材料から製品そしてパレット、台車、ロットまでパッケージラインでの製品のフローをトレースします。

メリット

製品の品質保持・向上、IDの作成・管理・認証・履歴を共通基盤としたトレーサビリティを構築することで、バリューチェーンでの安全性や信頼性、品質管理をアップすることが可能になります。

  1. 流通経路の可視化
  2. 一元管理
  3. コスト削減
  4. 安全性・信頼性
  5. データ蓄積・活用

高度なトレーサビリティを実現

センシング機能を持ったICタグのセンサーを読み取ることにより、温度、湿度、照度、衝撃など自動計測した情報を自動で蓄積できます。また、その情報を確認することで作業内容や品質管理の適切さを含めた高度なトレーサビリティも実現することが可能になります。

*製品の品質に対する消費者の意識の高まりに対して
品質を保証するための高度なトレーサビリティ」への関心は高まってきています。品質は様々な要因によって劣化しますが、最も大きく影響を与える要因のひとつとして温度、湿度、照度、衝撃などが挙げられます。これらの管理をモニタリングすることによって品質の劣化した製品を検出し、出荷しないためのしくみづくりが可能になります。

目的に合わせたIDの付与

IDの付与には、ICタグ、汎用性の高いQRコードやバーコード印字などから用途、目的、コストに合った選択が可能です。

幅広く対応

ID管理には、SaaSによるクラウドサービスで提供しますので多くのIDを必要としない小規模案件から数億単位でのIDが必要な大規模案件まで幅広い対応が可能になります。

データの蓄積・活用

IDを自動で読み取りクラウドサーバーに蓄積された情報は、加工、分析することでデータとしてニーズにあった活用が可能になります。

導入イメージ(製品トレーサビリティ)

トレーサビリティプリンティングシステム概要について

バリューチェーンと製品の価値を向上することが可能なトレーサビリティシステムです。

業界や業種による目的、用途そしてご利用環境を踏まえたトレーサビリティシステムとして農場から食卓まで、原材料から製品までの工程やバリューチェーンにおける製品管理に必要な現場の作業を「正確」「容易」 「迅速」にシステム管理をすることが可能になります。更に、安全性や信頼性を更に高めることができるセンシングによる「品質を保証する高度なトレーサビリティ」にも対応することが可能になります。また、固有データと共有データをトレーサビリティデータとしてクラウドで構築することで、固有データは品質や工程の内部管理として、共有データはバリューチェーン間での提供が可能になりますので製品の品質や安全性、信頼性をより一層高めることができるトレーサビリティシステムが容易に構築できます。

容易な導入

データの連携や統合が可能な柔軟なシステムをご提供することができますので初期導入コストや導入負荷を軽減することが可能になります。

目的に合ったID固有番号

ID(固有記号)の発行は用途や目的に合ったICタグ、QRコード、各種バーコードなど幅広い種類、方法から選択が可能です。

正確・容易な運用

工程やバリューチェーンでの受け渡しにおいてIDを読み取ることで納品確認、作業確認、品質確認等の現場の作業を正確、容易迅速にすることが可能になります。

幅広い対応

ID(固有番号)の管理は、お客様毎に小規模なものから大規模なものまで数量に関係なく対応が可能です。また、ご希望のセンサー類とのデータ連携も可能になります

データ蓄積・活用

サーバーに蓄積されたデータを活用することで皆様のビジネスを更に進化させていくことが可能になります。

廃棄量の削減

低コストでの品質管理

温度条件の管理

製品の安全安心

適した業務・場所

業務

農場

製造工場

物流センター

一般消費者

導入アプローチ

トレーサビリティプリンティングサービスの導入に向けたステップは、お客さまのニーズ・利用用途に応じて、基幹システムとの連携や導入後の運用を意識し、実証実験を繰り返しながら検証を行い、本格運用までワンストップでサポートをさせていただきます。また、導入後の運用サーポートもご提供させていただきますので安心してご導入いただけます。

トレーサビリティプリンティングシステム導入について

トレーサビリティの用途やニーズに応じて最適のソリューションをご提供させていただきます。

皆様の用途、ご利用環境、基幹システムとの連携・統合・導入後のオペレーションを踏まえたトレーサビリティシステムをプランニングからオペレーションのフォローまでトータルサポートを検証とステップアップでご提供させていただきます。また、本格運用に伴う運用サポートも提供させていただきますので安心してご導入頂けます。

プランニング

現場調査コンサルティング

内容の確認

  • 用途
  • 目的
  • 現場状況

トライアル

技術・目的検証費用と効果試算

内容のテスト

  • ID選定
  • 機器の選定
  • テストの実施
  • 技術検証
  • 目的検証

スケジューリング

導入手配事前調整

導入の計画

  • 課題の解消
  • 技術・目的の確認
  • 導入計画の作成

トレーニング

設置稼働

運用のトレーニング

  • ID発行
  • システム提供
  • 機器設置
  • 検収

オペレーション

本格運用

導入運用

  • 運用サポートの提供

トレーサビリティやリスクコミュニケーションなど食品の安全性に関する用語集は、食品安全委員会「食品の安全性に関する用語集」をご参照ください。