オートラベラー
シンメイのオートラベラー(ラベリングシステム)は、ラベルを自動的に包材や対象物へ直接貼り付ける装置です。ラベルロールの給紙装置、単枚袋、空袋、包材等を供給するフィーダーそして印字をするプリンターを搭載することにより、消費期限や賞味期限などの印字や一括表示などの表示をラベルに印字しながら単枚袋、空袋、軟包装などの包材に貼り付けていくことが可能になります。平成5年8月に発売させていただきましたラベル貼り機、初期モデル「ALS-350N」シリーズをはじめとしてお客様の多様なニーズにお応えする製品を提供させていただいております。
また、プリンター付オートラベラーは、粘着性のあるラベルまたはカードに印刷するプリンターとラベラーを組み合わせたものでラベルプリンターと呼ばれ、ラベルロールを給紙する装置やシート状のラベルを切り取る装置が必要なプリンターです。ラベルに連続して印刷すると少しずつ印刷位置がずれてしまうことがありますが、ラベルプリンターはラベルの隙間、切り欠き、切り取り線などを検知するセンサーを搭載していることでラベルの位置を調整して、ラベル上に正確に印刷することが可能になります。ラベルプリンターは小売用、輸送用、研究用などのラベルやスーパーでのバーコード値札や値下げシール、宅急便の荷物に貼られている識別シール、明細書などに利用されています。また、バーコードを印刷し、システムと連携するツールとしてアパレル業界や流通業界などで広く利用されています。
ラベル貼付装置単体の製造・販売のほか、標準的な仕様でご使用いただける汎⽤タイプのラベラー(標準機)、お客様の製品の種類やラベル、空袋、貼付位置、⽣産能⼒等に合わせて設計・構築をするオーダーメイドのラベラー(特殊機)をご提供することが可能です。単枚袋、空袋、軟包装などの包材へのラベリングに関して長年にわたって培ってきた多くの実績と経験を活かし、お客様に最適なご提案をいたします。
生産性・品質向上に貢献
製造工場や製造現場などでのラベル貼りを自動化することは、生産性の向上と製品の品質向上に直結します。
お客様の製品や生産環境に合ったより効率的でより高品質なラベルの貼付を実現する最適なご提案をさせていただきます。
多様なニーズに対応
立体用と空袋用、ラインとオフライン、卓上型のタイプ、ラベル貼付装置単体、フィーダーやスタッカーなどを組み合わせたラベリングシステムの他にご要望に応じたオーダーメイドのラベラーをご提供することも可能です。長年にわたって培ってきた多くの実績と経験を活かし、最適なご提案をさせていただきます。
安心と信頼のサポート体制
シンメイは、ユーザーの皆様に最適な機器、システムを導入いただけるようヒアリング・打ち合わせ・実機テストなど、入念な打合せをさせていただきます。また、納品後も安心してお使いいただけるよう製造工場の現場の方やオペレータの方の不安を解消するサポート、点検、急なトラブルの際に対処する準備、保守、点検のメンテナンスプログラムの充実など、末長くお付き合いただけるよう安心と信頼のサポート体制をとっています。
導入実績
シンメイのオート ラベラー(自動ラベラー)は、発売以来、産業用のプリンターとしては画期的な使いやすさとメンテナンスの手軽さから食品をはじめ医薬、化学、工業などの業界での多くの工場等でご愛用頂いております。
【食品業界】
鰹節、水産物加工、みそ、パン、菓子、業務用食品、鶏卵、お茶、豆類、もやし、カット野菜、食肉加工、アイスクリーム、いか、昆布、漬物、乾麺、製麺、そば、しょうゆ、ソース、おつまみ、業務用惣菜、コーヒー豆、海産物、和菓子、海苔、漬物、コロッケ、冷凍食品、お茶、調味料、寿司、食材、米菓、練り製品、シリアル、あられ、海藻、スナック菓子、チョコレート、わかめ、そば、鶏卵、昆布、餅、煎餅、辛子明太子、着色料等
【流通加工業界】
パッケージング等
【飲食店業界】
調味料、食材等
【医薬業界】
医薬品、医療機器等
【化学業界】
化粧品等
【工業業界】
部品、素材、資材等
【園芸業界】
種苗、飼料、肥料等
【印刷業界】
シール、ステッカー等
【物流業界】
梱包等
【繊維業界】
衣料品製造等
【介護業界】
介護養護施設、介護食等
【旅行業界】
パンフレット等
ALS-100Ⅱ(上下・前後貼り可能オプション)
立体物用オートラベラー

非常に安価でコンパクトそしてフレキシブルに設置するこができるラベラーです。インラインからオフラインでも利用でき、用途によって上貼りは勿論のこと横貼り、下貼りも可能です。オンラインの場合キャスター付にて既存のコンベアの後ろから設置するだけで簡単に使用すことができます。又オフラインであれば1メートル幅のコンベアで手差しでご利用することも可能です。立体物のラベル貼付や販促用ワンポイントシールまで利用でき、安価でフレキシブル性のある製品として長年評価をいただいています。
コンベア上の立体物、トレーパック、菓子箱等などライン上で自動ラベル貼付又オフラインも可能。上下・前後移動架台可能(オプション)
特殊な使用例だと、販促用のライター(小物)に小さなラベルを貼ったり、逆にトタン屋根(大物)が幅広のコンベアをゆっくりと流れてきて、そこに(縦70mm×横60mm)程度の紙ラベルを貼ったりと、実績は小さいものから大きなものまで多数あります。
ただし滑貼り方式※1を採用しているため、対応ワークは箱のように貼りたい箇所が平行であることで安定します。また極端に大きなラベルは対応できません。
小型でコンパクトに設計されているので、既存のラインを活かしてわずかなスペースに組み込み取り付けたい場合に適しています。コンベアごと探されている場合には、コンベア一体タイプとしてもご提供可能です。
※1 コンベア速度とラベルを巻き上げる速度を同じ速度に設定し、剥離板を使いラベルを貼り付けていく方式
ALS-350NSⅡ ALS-350NWⅡ
単枚袋用卓上オートラベラー


「ラベルの貼付作業を省力化したい」とお考えの製造業界の皆様にきっとご満足いただける製品です。シンメイの「単枚袋用卓上ラベラー」は空袋、単枚袋、軟包装などの包材を積載して置くと自動的に1枚1枚搬送し、ラベルを所定の位置に貼付していきます。ロール状のラベルであれば30~90mm(W)・20~150mm(L)サイズを貼付します。少量多品種向け、“必要な時に必要な枚数だけ”無駄なく早く、貼付することが可能になります。
ラベルの手貼りから解放される卓上型ラベラーです。各種フィルム、単枚袋、空袋などの包材にラベルを自動貼付することが可能になります。各種フィルム、空袋、包材にあった供給装置(フィーダー)が選択できます。999種類の商品ごとのラベル貼付位置が登録することができます。ボトムラベラー(ALS-350BⅡ)連結で包材の裏面と表面の両面に同時貼付も可能になります。又、ダイレクトサーマルプリンターのと接続により裏面に印字、表面にラベル貼付を同時にすることも可能になります。
ロールタイプのラベルを機械にセットして貼付開始ボタンを押すだけという至ってシンプルな使い方です。ラベル交換の際に生じる煩わしさも無駄なローラー類は徹底的に排除し必要最低限のものに設計されています。貼付け位置は、コード登録※1ができますので、毎回該当のコードを呼び出すだけです。セット枚数も最後に行った枚数を記憶していますが、違う枚数をやる場合だけ入力してあげてスタートすればOK。
ラベラー単体に5種類の供給装置を単枚袋や空袋、軟包装の包材に適したいずれかの機種を接続すれば、1枚づつ自動に貼りつけます。用途目的により下貼り機や2種類のスタッカーを自由に組み合わせることができ、今後の工程の拡張に合わせて対応することも可能です。
※1 大型タッチパネル搭載でラベルデータを999件まで保存可能です。
- ラベルサイズ 30~90mm(W) ・20~150mm(L)
- ラベル巻径 最大200mm(内巻・外巻)
- ラベル紙管 φ25・φ45(標準)φ75も可
セットで利用: フィーダー / スタッカー
ダイレクトサーマルプリンターやオートラベラーと組み合わせ、給紙やワークの取り揃えをサポートします。
ALS-350NP
単枚袋用プリンター付オートラベラー

ロールラベルに印字しながら各種空袋、単枚袋、フィルムなどの包材に自動貼付することが可能になります。実績豊富なの「単枚袋用卓上ラベラー」に小型プリンターを搭載、ラベルに印字しながら各種フィルム、空袋、軟法などの包材に自動貼付できます。ラベル貼付&ラベル印字貼付が1台で両方兼用できます。最大印字エリア74.6(W)×200(L)mm。
使用目的や使い方もALS-350NSⅡとまったく同じですので、こちらも5種類の供給装置の中から袋に適したいずれかの機種を選択してお使いください。必要により下貼り機や2種類のスタッカーを自由に組み合わせることができます。
将来、ラベラー部を卓上型ダイレクトサーマルプリンターにユニットごと入れ替えることや、包材の種類や規格が変更された場合、フィーダー部を取り替えることで対応することが可能になります。
- ラベルサイズ 30~130mm(W)・20~150mm(L)
- ラベル巻径 最大300mm(内巻・外巻)
- ラベル紙管 Φ25・Φ45(標準)Φ75も可
セットで利用: フィーダー / スタッカー
ダイレクトサーマルプリンターやオートラベラーと組み合わせ、単枚袋、空袋、包材等の供給やワークの取り揃えをサポートします。
ALS-350BⅡ
単枚袋用卓上下貼りオートラベラー

追加オプション用の下貼り用ラベラーです。
ALS-350BⅡは単体では動きませんが、ALS-350NⅡシリーズとの組み合わせで両面貼りが可能になります。
また卓上型のダイレクトサーマルプリンターとの組み合わせも可能で、拡張オプションになります。
- ラベルサイズ 30~90mm(W)・20~150mm(L)
- ラベル巻径 最大200mm(内巻・外巻)
- ラベル紙管 Φ25・Φ45(標準)Φ75も可

ALS-350NWⅡ、ALS-350BⅡの組み合わせで、
上下貼りのシステムが完成します。
ALS-1000SCS
鶏卵パック専用オートラベラー
実績あるALS-100EPCXシリーズの後継機種、ダイレクトサーマルプリンター付きオートラベラー

ALS-1000SCSは、長年実績を育んだ「ALS-100EPCXシリーズ」の後継機種です。
ALS-100Ⅱの制御ボックスを搭載し、ラベルのセットなどが非常に簡単に行うことができる為、作業現場から長年高いご支持をいただいております。
ラベルに日付印字をしながら、コンベアを流れてくる立体物にラベルの貼り付けを行います。
今回のモデルチェンジで、ALS-100EPCXシリーズにはなかったSCS410c(ラジアル制御機能)を搭載しているので、大幅なサーマルリボンの節約が可能となります。
またALS-1000SCSは、操作面でもタッチパネルを一箇所に集約し簡単な操作で作業性を高めることが可能になりました。
鶏卵業界をはじめ、様々な業界でご使用いただけるモデルです。
標準装備
・パック識別装置(レギュラーパック、フラットパックの識別)
・リパック検出(ラベル貼付済をチェックして貼付けスルー)
・コナー貼り装置
・パトライト警報装置/音声警報
オプション
・画像日付チェック装置(カメラを取付日付のチェックを行います)
・玉抜け検出装置(玉抜けのチェックを行います)
・インナーラベル検出装置(インナーラベル有無の検出チェックを行います)
・エアー式コーナー折装置(エアーシリンダーにてラベル折倒しを行います)
ALS-1200SCS
鶏卵パック専用オートラベラー
実績あるALS-1200SCSシリーズ待望のフルモデルチェンジ、鶏卵GPセンター用オートラベラー

ALS-1200SCSは、長年実績を育んだ「ALS-100EPCXシリーズ」のフルモデルチェンジ機種です。
ラベルに日付印字をしながら、指定パックにラベルの貼り付けを行います。ラベル貼り不要なレギュラーパックは、パック識別装置により貼り付けは行いません。
大量にコンベア上を流れてくる鶏卵業界だからこそ、印字部のダイレクトサーマルプリンターは連続式を採用。鶏卵業界へは連続式印字という新しい価値観を浸透させました。
今回のフルモデルチェンジで、ALS-100EPCXシリーズにはなかったSCS410c(ラジアル制御機能)を搭載している為、大幅なサーマルリボンの節約が可能となりました。
製造ラインの末端の最終チェックとして玉抜けの検出がされれば非常に便利です。そこで、玉抜け検出装置を標準として装備させていだきました。また、オプションとしてカメラ機能(画像による日付チェック)をご用意しています。
操作面では。タッチパネルを一箇所に集約し簡単操作で作業性にも配慮しました。
鶏卵業界で長年実績を積んできたシンメイの鶏卵パック専用オートラベラーの最上位機種です。
標準装備
・パック識別装置(レギュラーパック、フラットパックの識別)
・リパック検出(ラベル貼付済をチェックして貼付けスルー)
・玉抜け検出装置(玉抜けのチェックを行います)
・コナー貼り装置
・パトライト警報装置/音声警報
オプション
・画像日付チェック装置(カメラを取付日付のチェックを行います)
・インナーラベル検出装置(インナーラベル有無の検出チェックを行います)
・エアー式コーナー折装置(エアーシリンダーにてラベル折倒しを行います)
K.I.2001
ボトル用ラベラー
1台3役。半自動で多品種のラベル貼付作業(平面貼り・曲面貼り・円周貼り)を簡単かつ短時間に行い、生産性を大幅に向上させます。


プラスチックボトルや瓶、缶などにぐるりと円周貼りしたり、楕円側面に曲面貼りしたり、平面貼りしたりと、半自動卓上型円周貼りラベラーです。
ラベルをボトルに貼ろうとすると、気泡が入らないか、平行にきれいに貼れるかなど、現場では非常に神経を使う作業です。
工具など一切使わず、ラベル替えも簡単シンプル。あとは容器をセットしボタンを押すだけで、きれいにラベルを貼っていきます。
オプションでダイレクトサーマルプリンターを搭載すると、日付やロット番号などの可変データを印字しながらラベルをボトルに貼り付けていくことも可能となり更に生産性をあげることが可能になります。
仕様一覧(出荷国により電源など製品仕様は異なる場合があります。)
ALS-100Ⅱ
型式 | ALS-100Ⅱ |
---|---|
外形寸法 | 270(W)×290(H)×210(D) |
電源 | AC100V 150W |
重量 | 11kg |
コンベヤスピード | 6~24m/min |
ラベルサイズ | 20~200(L) 30~90(W) |
ロールラベル径 | 外径φ200(MAX) 紙管内径φ25~75 |
印字方式 | 印字無し |
ALS-350NP / ALS-350NSⅡ / ALS-350NWⅡ / ALS-350BⅡ
型式 | ALS-350NP | ALS-350NSⅡ | ALS-350NWⅡ | ALS-350BⅡ |
---|---|---|---|---|
ワークサイズ | 50~340(W)・90~300(L) | |||
処理能力 | 15~90枚/分 ※2 | |||
ラベルサイズ | 30~90(W)・20~150(L) ※1 | 30~130(W)・20~150(L) ※1 | ||
ラベル巻経 | 200(MAX)内巻・外巻 | 300(MAX)内巻・外巻 | ||
ラベル紙管 | φ25・φ45(標準)φ75も可 | |||
プリセットカウンター | 4桁 貼付位置コード表示001~999 | |||
外形寸法 | 400(W)×650(D)×720(H) | 400(W)×650(D)×750(H) | 400(W)×650(D)×900(H) | 480(W)×560(D)×540(H) |
電源 | AC100V・170W・50/60HZ | AC100V・150W・50/60HZ | AC100V・170W・50/60HZ | AC100V・50W・50/60HZ |
重量 | 63kg | 60kg | 30kg | |
オプション | ワイドタイプ(アンウインド付) | アンワインド(標準) |
※1 ラベルサイズは台紙を含んだサイズです。台紙はグラシンブルーセパを使用してください。
※2 ワーク寸法により、処理能力は変化いたします。サイズが小さいワークほど処理量は多くなります。
※仕様等は改良のため予告なく変更することがあります。
ALS-1000SCS / ALS-1200SCS
型式 | ALS-1000SCS | ALS-1200SCS |
---|---|---|
外形寸法 | 1320(W)×500(D)×11640(H) | 1640(W)×600(D)×1820(H) |
電源 | AC100V 600W | AC100V 600W |
重量 | 約90kg | 約120kg |
処理能力 | 10ヶパック 89パック/分 6ヶパック131パック/分 | |
コンベアスピード・長 | 21M/分 | |
ラベルサイズ | 30~135(W) 台紙巾20~300(L) | |
ロールラベル経 | 外経φ300 紙管内経φ75(標準) | |
印字方式 | サーマル熱転写印字方式(300dpi) | |
印字エリア | 標準32mm(W) 140mm(L) | |
文字種 | 英数カナ漢字・日付・ロット番号各種・バーコード・ナンバリング・ロゴマーク etc. (印字内容欄に準ずる) | |
二重送検出装置 | 長さによる ラベルの2枚出しチェック | |
日付チェック機能 | 1回の印字を行うたびリアルタイムでカレンダーをチェック照合 | |
枚数指定 | タッチパネル上で設定 | |
記憶メディア | SDカード(SDHC非対応) | |
印字入力方式 | パソコンで入力したデータメディアを挿入 | |
標準内蔵機能 | 玉抜検出・パック識別・コーナー貼り・リパック検出・ パトライト(2灯式)・音声警報・ラジアルリボンセーブ | パック識別・コーナー貼り・リパック検出・ パトライト(2灯式)・音声警報・ラジアルリボンセーブ |
オプション | 日付チェック装置 エアー式コーナー貼装置 | 日付チェック装置 玉抜検出装置 |
K.I.2001
型式 | K.I.2001・H型・R型 |
---|---|
ラベルサイズ | 台紙幅 10mm~200m/m |
貼付精度 | 平・曲面貼0.5m/m、円周貼0.2m/m |
貼付スピード | 平貼 毎分30~40枚 円周貼 毎分12~20枚 |
機械寸法等 | 450(W)×600(D)×600(H)mm |
重量 | 25Kg |