軟包装の種類

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シンメイは、 各種軟包装への印字や表示に対応した産業用プリンターやフィーダーをご用意しています。

食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度について

平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律により、食品用器具・容器包装について安全性を評価した物質のみを使用可能とするポジティブリスト制度を導入しています。(令和2年6月1日施行)。経過措置期間の5年間を経て、令和7年6月1日から完全実施になります。ポジティブリスト制度は、熱可塑性の合成樹脂からスタートし、熱硬化性の合成樹脂や紙、ゴム、金属、ガラスなどに段階的に適応させていく予定です。具体的な物質については、以下のポリオレフィン等衛生協議会、塩ビ食品衛生協議会、塩化ビニリデン衛生協議会のポジティブリストを参考にしてください。

・ポリオレフィン等衛生協議会

 対象樹脂:ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン  (PMP)、ポリブテン-1(PB-1)、ブタジエン樹脂 (BDR)、エチレン・テトラシクロドデセン・コポリマー(ETD)、エチレン・2-ノルボルネン樹脂(ENB)、ポリス チレン(PS)、AS 樹脂(AS)、ABS 樹脂(ABS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ふっ素樹脂(FR)、ポリメタクリルスチレン(MS)、メタクリル樹脂(PMMA)、ナイロン(PA)、ポリエチレンテレフ タレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレン テレフタレート(PBT)、ポリアリルサルホン(PASF)、ポリアリレート(PAR)、ヒドロキシ安息香酸ポリエステ ル(HBP)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリエチレン ナフタレート(PEN)、ポリエステルカーボネート(PPC)、ポリ乳酸(PLA)、ポリブチレンサクシネート(PBS)

・塩ビ食品衛生協議会

 対象樹脂:ポリ塩化ビニル(PVC)

・塩化ビニリデン衛生協議会

 対象樹脂:ポリ塩化ビニリデン(PVDC)

 【参考】

食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度について(厚生労働省)

軟包装は、基材、バリア層、シーラント層など各種フィルム自身の高機能化と、これらの複数の材料を組み合わせるコンバーティングにより多種多様な機能を持たせることで進化を遂げてきました。そして、紙、プラスチックフィルム、アルミニウム箔などの柔軟性に富む材料から、厚さが0.25mm未満のプラステックフィルムの膜状で密封性が必要とされた単層のもの、多層構成のプラスチックフィルム、異種のプラスチック又はプラスチックフィルムと他の材料(紙、合成紙、不織布、布、アルミ箔など)を貼り合わせたもの、プラスチックフィルムに蒸着・塗工加工をしたもの等、加工や流通そして消費のニーズに応えるものへと益々進化をしています。

また、利用されている分野は、農産、水産、畜産、生鮮食品、乾燥食品、米穀類、各種加工食品、調理食品、飲料、調味料、香辛料、医薬、化粧品、トイレタリー、電気、電子機器、精密機器、部品、化学製品、感光材料、接着剤、油脂、書籍、文具、印刷物、DM.、日常雑貨、玩具、肥料、園芸土、ペットフードなど幅広い産業や分野で利用されています。

世界的な成長が続く軟包装市場

医療、パーソナルケア、食品および飲料品、医薬品などの業界からの需要が伸びていることから、軟包装材市場は世界的に成⻑が続いています。特に食品および飲料品向けの⽤途が最も多く、中でもプラスチック製フィルムやほかの材料との貼り合わせた機能性をもつも包装の需要が急拡大しています。

近年の軟包装市場の傾向としては、海洋プラスチック問題に端を発する世界規模での環境問題意識の高まり、フードロス削減、人手不足解消などの社会的要請が強まる中で、包装の設計・構成そのものを見直す動きも出て来ています。また、包材メーカーとしては、バリア性や易開封といった従来からある性能の向上に加え、薄肉化やモノマテリアル化、レトルトと冷凍・低温輸送対応の両立など、マーケットニーズに応えることができる製品開発力と提案力が問われています。

食品包装に対する社会的要請

規制への対応、安全性、環境への負荷の低減、食品ロス削減、持続可能な産業発展など包装を取り巻く環境は様々な点へ配慮をする必要性に迫られています。

【参考】
食品用器具及び容器包装の規制の在り方に関する技術検討会 (厚生労働省)
食品ロスの削減につながる容器包装の高機能化事例集(第二版) (農林水産省)

軟包装を使った製品

プラスチック単体で使われる単層の軟包装の種類は、シュリンク、ストレッチ、PVCポリ塩化ビニル、PVDCポリ塩化ビニリデン、PEポリエチレン、PPポリプロピレン、PSポリスチレンがあり、多層の軟包装の種類や特徴については以下のようなものがあります。

⽔産・畜産ねり製品、惣菜類、野菜の⽔煮                 

PVDC(ポリ塩化ビニリデン)・・・ガスバリア性、透明性、収縮特性、密着性、剥離性

加工食品全般

PT/PE、OPP/PE ・・・保湿性 密封性

即席ラーメン、スナック、菓子、粉末調味料

OPP/CPP・・・ 防湿性 耐油性、透明性、耐スクラッチ性

スナック、菓子、乾燥食品、米菓

PET/PE、PET/CPP、NY/PE・・・ 耐油性 耐ボイル性

漬物、冷凍食品、ジャム、餅、液体スープ

KOP/CPP, KOP/PE ・・・ガスバリア性 耐油性

油あげ菓子、油揚げスナック、加工食肉

KPET/PE、KPET/CPP、KNY/PE、KNY/OPP・・・ガスバリア性、耐ボイル性、強靭性、耐寒性

味噌、漬物、メンマ、液体スープ、加工食肉

PT/PE/AL/PE、OPP/PE/AL/PE、PET/PE/AL/PE・・・ 防湿性 遮光性 ガスバリア性

粉末食品、ラーメンスープ、粉末調味料、ふりかけ海苔

PET/VM/PE・・・ 防湿性、遮光性、熱遮断性

菓子、冷菓、スナック、加工食肉、削り節

OPP/EVOH/PE 、OPP/PE/VMPET/PE/CPP・・・ガスバリア性、芳香保持性

削り節、味噌、ケチャップ

EVOH、PET/CPP、NY/CPP、PET/NY/CPP・・・酸素バリア性、耐熱性、強靭性、耐水性

レトルト食品(米飯、ハンバーグ等)

PET/AL/CPP、NY/AL/CPP・・・ 遮光性、耐熱性、強靭性、耐水性

レトルト食品(カレー、シチュー、かばやき、ベビーフード等)

C-NY/PE、K-CNY/PE、C-NY/EVOH/PE・・・ 耐熱性、ガスバリア性、深絞り性

惣菜、深絞り、畜肉加工品、切り餅

PET/AL/CPP、PET/VM-LLDPE・・・保湿性

ウェットティッシュ

NY/AL/PET/CPP、PET/AL/CPP ・・・保香性 防湿性

芳香剤

PET/NY/LLDPE・・・強靭性、密封性

ハンドソープ

PET/PE/AL/PET/LLDPE EMAA・・・保香性、防湿性

入浴剤

LLDPE/LLDPE NY/LLDPE・・・強靭性 防湿性


PET/VM-PET/EVA・・・防湿性、遮光性

肥料、飼料、農薬,農業用資材

LDPE・・・防湿性、耐水性、耐酸性、耐アルカリ性、ヒートシール性、耐衝撃性、耐寒性

*PEポリエチレン、OPP二軸延伸ポリプロピレン、CPP無延伸ポリプロピレン、PETポリエステル、NYナイロン二軸延伸、C-NYナイロン無延伸、KOP塩化ビ二リデンコートOPP、KPET 塩化ビ二リデンコートPET、KNY塩化ビ二リデンコートNy、K-CNY塩化ビ二リデンコートCNy、VMアルミニウム真空蒸着、ALアルミニウム箔、EVOHエチレンビニルアルコール共重合体、LDPE低密度ポリエチレン、LLDPEリニヤ低密度ポリエチレン

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