現在の食物アレルギー表示制度は、「卵」についてはおおむね妥当であると判断 食品安全委員会

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2021.06.08

食品安全委員会では、アレルゲンを含む食品(卵)について、令和3(2021)年6月8日に開催した第819回食品安全委員会において評価結果をとりまとめました。
 平成28(2016)年3月、食品安全委員会は、「アレルゲンを含む食品」を自らの判断で行う食品健康影響評価の対象とし、アレルゲンを含む旨の表示(以下、「食物アレルギー表示」という。)制度の妥当性について科学的な検証を行うこととしました。今回は、特定原材料(食物アレルギーを引き起こすことが明らかになった食品のうち、食品表示基準に定めるところにより表示しなければならないもの)の一つである「卵」を評価しました。現時点における科学的知見に基づいて調査審議を重ねた結果、『現在の食物アレルギー表示制度は、「卵」についてはおおむね妥当である』と判断しました。